大江戸テクニカさんからオリジナルカセットDJプレーヤーをお借りした。
すさまじい工作スキルによってオリジナルのカセットDJプレーヤーを自作している大江戸テクニカさん。
note更新しました!
— 大江戸テクニカ (@ooedotechnica) 2021年2月27日
あと月額制のクラファンでカセットテープDJのレンタルを試しに始めてみました。
ぜひ生暖かい目で見守っていただけますと幸いです🙏https://t.co/aqfAYaWZDV
縁あって自分も一台お借りさせていただきました。
これがまぁすごいのなんのって。自分は既存のプレーヤーを魔改造してDJをしているのですが、あくまで既製品。
カセットDJのために生み出されたこのマシンはまさにカセット版ターンテーブル。やりやすさが段違いです。
DJと聞けばみんながイメージするスクラッチが、このマシンではカセットでできるのです!
大江戸テクニカさん(@ooedotechnica)作のカセットDJプレーヤーでスクラッチしてみました!スクラッチのスキルないのでうまく伝わるかわかりませんが、めっちゃ楽しい機材です!詳細は以下のnoteをご覧ください!https://t.co/aSUPB6aeiA#カセットテープ #cassettetape #DJ
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2021年3月4日
ツリーに雑感書きます~ pic.twitter.com/sYRimI3Hyq
自分もやってみました。そもそもスクラッチのスキルが全然ないのでこの機材の素晴らしさがうまく伝わるかなんとも言えませんが、とにかく楽しい。
いろいろ触ってみて感じたことを書いていきます。
・再生方法について
通常のカセットプレーヤーでは再生ボタン(三角のやつ)を押せば再生されますが、こちらの機材では本体上部右上のPLAY/STOPボタンを押して再生待機状態+再生ボタンを押さなければ再生されません。
再生待機状態にしてから再生ボタンを押して再生すると、再生ボタンを押すとともにプレーヤーの再生ヘッド(テープを読み取る部分)ががっちゃんとテープを押さえて読み取りが始まります。
この再生方法が通常なのですが、DJプレイの中でぴったりタイミングを合わせてかけたい時に、微妙にラグが発生して狙ったタイミングでかけられない事があります。
自分の既存の機材でカセットDJをする時はかけたいタイミングで予めテープをモニタリングして、一時停止をしてからそれを解除して再生します。
再生状態+一時停止にしておくと、再生ヘッドがテープを押さえたまま再生が止まるのでラグをほとんどなくすことができます。
ですがこの機材では一時停止ボタンがモーメンタリー(押してる時だけ一時停止)なので、通常の方法ではこれができません。
なので、PLAY/STOPボタンを代用します。
予め再生ボタンを押しておきかけたい箇所をモニタリングして、かけたいタイミングでPLAY/STOPボタンを押します。
PLAY/STOPボタン→再生ボタンではなく、
再生ボタン→PLAY/STOPボタンの順で押します。
この方法ですと再生ヘッドがテープを押さえたままで一時停止状態にできるので、再生時のラグを減らすことができます。
自分のスクラッチ動画も同じ方法で再生を開始させてます。再生ボタンが押されたままで再生が止まっているのが確認できるかと思います。
慣れれば通常の方法でもタイミングよく再生できるようになると思うのですが…。
個人的にはこの方法がタイミングを取りやすくおすすめです。
・カセットの再生位置の確認方法
アナログレコードのDJではよくレコードにシールを貼って再生位置を確認するのですが、カセットのテープにシールを貼ることはできません。
自分の方法ではテープが巻いてあるコマに赤ペンでしるしをつけています。
コマ自体とその周りのケース部分に赤ペンで。
何もない状態だとどこまで戻していいのかわからず、手探り状態なのであっという間にかけたいところが過ぎ去っていきます。
スクラッチせず、曲頭から再生する時は予めコマとケースの赤点の位置を揃えてマークしておき、そこでだいたい合わせてからモニタリングで微調整しています。
最初から再生する場合はほぼそれがずれることなく毎回そこを見て準備すればいいのですが、このカセットはバトルスクラッチのレコードを焼いて作っており、テープ途中からの再生なので赤点の同期ができず否が応でもずれていきます。
そのため外周に4点しるしをして置き、モニタリングでどの点からどれくらいで始まるか検討をつけておき、そこを見てスクラッチをしています。
操作自体がかなり細かく慣れが必要ですが、何もない状態よりは幾分やりやすくなると思います。
・再生速度について
表示の上から
PWM 現在の再生速度
SUM 再生速度変化の値の変更
BRK PLAY/STOPボタンで止めた際の止まり方の変更 レコードみたいにゆっくり止めることもできます。
自分の既存の機材はその日の温度等で微妙に再生速度が変わるので、都度聞いて確認して再生スピードを調整しています。アナログ機材なので…。
この機材も個体差はあると思いますが、自分のものは0ですとだいぶ遅めの再生になります。PWMを250に合わせると等速で再生してくれます。
Mixの際はPWMを上げ下げしてBPMを合わせて再生していきます。
この機材をお持ちの方は0でなんかいつもと違うな、って時は等速になるところを探してみてください。
・スクラッチ盤について
一番画期的だと思う部分。スクラッチ盤は最強。
スクラッチはQボタンを押して回転をフリー状態にしてから二つの透明なスクラッチ盤を回して行います。
裏表がありますので「35」と読める方を上にして軸にはめます。
時計回りに回すと逆再生、反時計回りに回すと通常再生になります。
自分は薬指で左の盤の左側、人差し指で右の盤の左側を押さえて、親指でQボタンをおしながら同時に動かしてスクラッチしています。
ここはかなり個人差があるところだと思います。やりやすいところを探してみてください。
ひとまずはこんなところで…。もっともっと研究して使い方を探っていきます。
この素晴らしい機材を作ってくれ、自分に声をかけてくれた大江戸テクニカさんにはとても感謝しています!本当にありがとうございます!最高の機材です!!
クラウドファインディングに参加した方々も、「こんな使い方が!」というのがあればぜひ教えていただきたいです。皆さんで一緒にカセットテープを盛り上げていきましょう!
拙い文章で申し訳ないですが、少しでもカセット界隈の助けになれば幸いです。
カセットテープ最高!!!
この一年と最近思った事について。
どーも僕です。お久しぶりです。
このブログを一年も放置してしまっていました。
元々自分の音楽活動を振り返るために作ったものでしたが、何かイベント、作成物等が終わったらすぐ次々と取り掛かっていたため感想を書かずにどんどん突っ走ってしまっていました。
今年も終わりに近づき、ちょうどカセットDJをやり始めてから丸一年の節目ですので改めていろいろ書いていこうと思います。
ちょうど一年前にはまだ青森は弘前に住んでいたのですが、今年の三月に転勤になりまして地元である北海道に帰ってこれました。
これは海で出会った子供たちと全力で手繋ぎ鬼ごっこするぼく。 pic.twitter.com/gKaVTcq4ke
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年4月6日
地元も近い街なので、たまに帰り飲みに出ると、地元でDJのいるバーを発見。
マスターさんにカセットでDJやってますとお話しするとすぐにイベントをやろうとお誘いをいただきました。
7/25(土)21:00より、我が地元 根室のbar ablaze @ablaze09996311にて、久しぶりにfuture funkカセットDJやります!閉店まで回したり回してなかったり飲んだり飲まれたりしますので、遊びに来たらいいじゃない!
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年6月27日
人生で二回目の人前でのカセットDJ、持ち時間たっぷりで手持ちのカセット全部かけさせてもらいました。
そこで一緒に出会ったのがrokkotsuさん(https://twitter.com/rokootsu?s=20)。地元のアニソンDJの方です。
追加再告知!7/25 土曜日 21:00から!我が地元 根室のbar ablaze(@ablaze09996311)さんにてfuture funk DJイベントします!出演は釧路でイベント主催も行っているアニソンDJ rokkotsu(@rokootsu)さんと、私NEO SOFTです!よろしくお願いしゃす!!!
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年6月27日
まさか自分の地元にアニソンDJがいるとは思っていなく(ごめんなさい)、他の演者さんともやるのも初めてなので、ド緊張でお会いしたら、rokkostuさんは物腰やわらかいとっても好青年な方でした。
このイベントはfuture funk中心のイベントでしたのでrokkotsuさんもガンガンfuture funkをかけてくださり(もちろんめちゃうまい)、PSDJでプレイするのを見るのも初めてだったので緊張しながらもめっちゃ楽しい時間でした。
ablazeでDJイベント!ただいまはrokkotsuさん!
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年7月25日
インスタライブ配信中!https://t.co/fjN1bu60As pic.twitter.com/WtPan7P2vK
rokkotsuさんとお話ししていると、釧路でお仲間とDJ交流会を行っているらしく、DJ仲間に飢えていた自分はさっそく参加させていただくことに。
ありがとうございます!!めちゃ緊張しています!笑 https://t.co/SBuEGhhET7
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年8月8日
会場の皆様に自分のカセットDJが気に入っていただけたようでやっててよかった…とめっちゃ感じておりました。
イベント自体ももちろん楽しく、デカい音をバンバン浴びながら踊るのは最高のひと時でした。次の日はがっちり筋肉痛。
そこでrokkotsuさんと共にアニソンDJグループ「ANiMENTiON!」として活動されているkazumaさん(https://twitter.com/kazumamuzak01?s=20)とお会いしました。
kazumaさんは持ち前のリーダーシップで仲間と企画をぐいぐい引っ張っていく頼もしい方。自分のカセットDJを気に入っていただき、さのかずやさん(https://twitter.com/sanokazuya0306?s=20)に紹介したいとお話しいただきました。
さのさんは北海道のいわゆる"田舎"に数多ある問題を解決するべく奮闘されている方。(実際さのさんの活動はこんな一言では全く説明が足りないのですがボキャ貧な自分はうまく説明できない…。)
その中にさのさんが主宰する"さいはて"という音楽イベントがあり、はじめは観客としてお邪魔する予定だったのですが、ひょんな事から出させていただける事に。
明日!わたくしカセット回します!
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年9月4日
配信はここからhttps://t.co/Ls41Bhpjiu pic.twitter.com/ARti3Mtygk
まさか出られるとは思っていなくめっちゃ嬉しいとともに自分出て大丈夫なのか…としり込みしましたが、やるからにはブチかましてやろうと決めました。
津別のローカルネット番組"つべらない話 50th 記念放送"の中で行われたさいはて。
会場は津別のゲストハウス"nanmo-nanmo" ゲストハウスの方もつべらない話クルーも、会場に集まった方みんないいひと~。最高のひとときでした。
カセットDJもTwitterでフォローしていただいたりツイートしていただいたりで、いろんな方に知っていただいてなまらありがたかったです。
それからはDJ配信イベントに月一くらいで出させていただき、定期的に音楽活動をさせてもらってます。
💻いよいよ明日!💻
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年9月11日
「いつも楽しい」2回目 #いつ楽
🗓9/12 SAT
🏠釧路HATOBA(¥1000) +
Twitch(無料) https://t.co/Cy0FbfpWdC
🕕18:00〜22:30
釧路発のDJイベント!今回はHATOBA @hatoba88、配信どちらからでもお楽しみいただけます!
⚠️HATOBAにご来場の際は必ずツリーをご確認ください。 pic.twitter.com/7j8C5wXbl8
今日は!!釧路発オールジャンルDJ配信イベント『いつも楽しい』Vol.3!!準備段階から遠足の前の日の様に浮かれておりました!!
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2020年11月14日
11月14日 19:00-23:00 配信は以下のページから!https://t.co/9eiF3AmfJP#いつ楽 pic.twitter.com/hlkJFvehV5
これらの合間合間にDTMをDAWで始めたり、ドラムマシンを買ったりけん玉を練習してみたり、人とのつながりがたくさん生まれたおかげでいろんな事に挑戦できております。
さて、いろんな事に挑戦してる中、世の中はご存じの通りコロナの騒ぎでなかなか大人数で集まることができず、せっかくのパーティも制限がかかり100%の楽しさを発揮することが難しくなっています。
本来であれば現場でたくさんのお客さんを入れてキャーキャー盛り上がりたいところなのですが、それも思うようにできず、本当はもっとデカい声でここにこんな楽しい事をやっている人たちがいるぞー!と言いたいところなのですが、この騒動が収まるまではそれもままならない。
それでも配信イベントや、記事や動画として活動をアピールしたり、密にならない方法でどんだけ楽しい事をやっているのか、自分や周りの人たちは日々考えて形にして活動しています。
自分の職場では朝礼時に持ち回りでそれぞれがスピーチをする時間があり、普段は仕事柄アウトドアの活動報告をする事が多いのですが、趣味の話もOKで、たまたま前日に釧路のDJ配信イベントをしてきていたので、その事を話しました。
職場の皆さんはDJみたいなイベントとは特にかかわりがなく、こんな話で大丈夫かなと思いながらつらつら話していたのですが、ひとしきり話してまとめの言葉でこんな事をいいました。
「コロナでイベントがやりにくくなったり、人が集まることは憚られる世の中になってしまいましたが、仲間はみんなその中でなんとか、なんとかできるものはないかと考えて配信イベントをしたりしています。」
「できないからしない、やらないじゃなく、考えることをやめなければどんな状況でも楽しむ事ができるので、これからも楽しむために考え続けていきます。」
店長に「いい事言うな!仕事も頼むぞ!」と言われこのスピーチは終わり…。(仕事はまた頑張ります…。)
話し始めの時はこんな事考えていなかったので自分でも驚きましたが、まじでこの通りだなと思いました。
いつかまた世の中が元通りになって、その時全力で楽しむために、今は別の形で頑張ります。
この一年。地元北海道ではありますが、新しい仲間に出会えていろんな刺激をもらって充実した一年でした。またこれからさらに頑張ります。遊んでくれた皆様本当にありがとうございます。
どんどんイベントにも顔出していきたいのでよろしくお願いいたします。
またいろいろしたら書いてこうと思います。こっちもよろしくね。
僕から以上!
カセットDJをするために②
どーも僕です。
練習していたカセットDJを撮影してYouTubeに上げました。
改めて聴くと繋ぎ雑だなやっぱ…。
そして元々テストのつもりで撮ってたのでパジャマなんですね。
雑とは言いながらも撮ったの見てみたら思ってたよりよかったので、そのまま上げました。
友達とかにも見てもらったのですが、大体の感想が「すごいけど何やってるかわからん、全然わからん」だったので、実際何してるのかとか練習した事とか色々書いときます。
まずBPM合わせ。
曲の途中でプレーヤーをいじってるのはだいたいこれ。次の曲に繋げるために曲の速さを調整してます。
今の時代はPCDJが主流でSYNCボタン一発で曲のBPMを合わせてくれますが、僕のはカセットプレーヤーなのでもちろんそんな優れものなんてありません。
そもそもDJの機材じゃないし。
自分が使ってるプレーヤーには再生スピードつまみがあるのでそこで合わせる事が可能。
つまみは元々黒一色なのですが、見やすくするために赤テープを貼って今どの位置にあるのか見やすくしています。
合わせられるとは言っても、いかんせん古い機械なので同じ位置につまみがきててもBPMが微妙に違うのがザラにある。
なので毎回毎回曲をかける度にヘッドホンでモニタリングして微妙なズレを修正してます。
自分がやるジャンルでは何小節も重ねるロングミックスはしないので、ざっと合わせるくらいであればとりあえずなんとかなります。
手順としては、
現在かかってる曲Aに合わせるために、次かける曲Bを聴く
↓
どちらもかけたまま大まかにつまみで曲Bの速さを合わせる
↓
曲Bの小節の区切りで一時停止
↓
かかってる曲Aに合わせて再生
↓
曲Bの微妙なズレをつまみで修正
↓
もう一度曲Bを一時停止してまたかかってる曲Aに合わせて再生
↓
BPMが合うまでやる
↓
準備OK
くっそアナログな合わせ方でやってます。レコードDJとやってる事は変わらないと思います。
最初はどっちが早い遅いってのは全くわかりませんでしたが、毎日練習してると慣れるものである程度は合わせられる様になりました。
それでも狙った部分で再生するのもまた難しく、BPMが合っててもそこでまたズレたりしてしまうんですが…。
自分はだいたい早めに再生スタートしてしまう癖があるとわかったので、再生してからはカセットを回してる軸を直接触って、一瞬ブレーキをかけて微調整してます。あんまり合ってないけどね!
軸での微調整についても工夫がありまして。
カセットをセットするこの部分の左右の黒い軸。
カセットの穴にハマる部分です。
(ここにはそもそもカセットをセットした後に脱落しない様にフタがついていたのですが、軸を直接触るのに邪魔なので取り去りました。半田ごてで焼いて…。)
左の軸を時計回しするとテープが巻き取られ巻き戻しに。右の軸を反時計に回すとテープが送られ早送りになります。
一時停止ボタンを押すと、テープを読み込む再生ヘッドというパーツがテープを押さえつけたまま再生が止まります。
この状態で軸を回すと、再生ヘッド上をテープが通るのでギュギュギュと音が鳴ります。再生スピードがおかしいので正常な音は出ませんが、読み込んだテープ部分に何かしらのデータがあれば音が鳴ります。
これを利用して、曲の頭出しをします。一時停止をしたまま軸を回し、曲の頭の鳴り出す瞬間を探して保持しておき、もう一度一時停止ボタンを押した瞬間に狙った位置から再生が始まる様にしておきます。
実際は本当に曲頭から始まるやつしかこれは使えないので、イントロ飛ばしてAメロからかけたい曲とかはそこまで聞いて、タイミングよく一時停止ボタン押して止めるしかない。一時停止ギュギュギュ状態だと音はノイズにしか聞こえないので再生途中の音を聞き分けるのは無理…もっと練習すれば聞こえる様になるかもだけど。
それでも軸を触って調整できるのはかなり助かります。普通のカセットプレーヤーだと巻き戻し早送りしかなく、細かい調整が不可能で頭出しをビタでやるのはそもそも無理なので。
余談。一時停止ボタンを半押しにしながら左の軸を回すと、スクラッチぽくなります。実際にそれでスクラッチをやってる人もいるのでやりたい…けどめっちゃむずい。そっちも練習しなければ。
曲の準備ができたらミキサーの操作。
自分が使ってるのはVestaxのPMC-03A。
仙台のハードオフでジャンクコーナーに電源アダプタなし動作未確認1000円で投げ売りされてました。
ですが見た目めっちゃ綺麗だったので動くんじゃね?と思いとりあえず買い、汎用アダプタ使ったら問題なく動きました。
分解して中身見たらやっぱりほぼ新品同様。いいもの買いました。
Vestaxのミキサーはもう一台持っててそっちはこれよりでかく、さらに多機能なのですがその説明はまたいつか…。
変なこだわりでカセットプレーヤーでやるのに、あまりハイスペックのものを使いたくないのです。あえてシンプルなものを…。
でもこのシンプルミキサー、とても助かる機能がありまして、ヘッドホンでモニターした際に、左からはモニター(自分にしか聞こえない)してる曲が、右からはマスター(スピーカーから出てる)曲が聞こえます。
初め使った時はそれを知らなくて右側聞こえねぇ!やっぱ壊れてた!と思って調べたら元々そういう仕様な様です。
これのおかげでBPM合わせが大変助かります。右のマスターを聴きながら左のモニターで調整ができるので。
ネットでmixのやり方を調べると本来はモニターを聴きながら実際のスピーカーの出音を聴いて合わせるのがいいらしいのですが、夜にアパートでスピーカーから音を出せるわけもなく、後ろで妻がテレビを見てるのでうるさいと言われてしまいます。
なのでヘッドホンで完結できるこのモニター機能は大変重宝しております。
BPM合わせとかけたい位置のセットが済んだら、フェーダー(四角い黒いつまみ)をいじって音を混ぜるなりカットインでいきなり曲を切り替えたりします。
mixのやり方は多岐に渡り、ここで説明するには煩雑すぎるので割愛…。とりあえず縦のフェーダーは曲Aと曲Bのボリュームを調整、横のフェーダーはどちらの曲をマスターから出すのかを調整できます。真ん中にすると両方でます。
縦フェーダーをじわじわ上げてだんだん曲を入れ替えたり、横フェーダーでスパッと入れ替えたり、さらに上部のつまみで低音カットしてたりといろいろいじっています。
うまくできると気持ちいいですね。DJの楽しいところだと思います。
ここまでの一連の作業を今かかってる曲が終わるまでの数分で行い、次の曲へと進みます。これらが動画内で自分が行なっている全てです。
こんな事してるんだなーと思いながらもう一度動画を見ていただけると幸いです…。(露骨な再生数稼ぎ)
次の動画はもっと上から撮って手元が良く見えるようにします。
もっと広まればいいなカセットDJ。わざわざカセットでやる人あんまりいないと思うけど。
プレーヤー改造したり毎日練習したりしてなんとか動画に出来たので、ひとまず満足です。また次のネタ探してるのでVol.2も上げようと思います。
是非とも次のmix動画もよろしくお願いいたしまする。
僕から以上!
RAMUNEとmy new gear…の話。
どーも僕です。
新しい曲を作ってUPしました。
オリジナル曲できた!グリッチ動画も始めてながら作ってみましたぜ
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) October 23, 2019
NEO SOFT - RAMUNE https://t.co/IQQma7EJ7O @YouTubeより pic.twitter.com/3p4KAJr9yy
以前はZOOMのR16で音と動画撮ってましたが今回からRolandのgo mixerで作業してます。
さらにmy new gear…のgo mixer君よろしく 夜に曲UPしよう! pic.twitter.com/eSlDbJ5Z7M
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) October 23, 2019
R16の時は音と映像を別に撮ってPC上で編集して同期を撮って…っていうのをしてたんですがぴったり揃えるのがなかなかむずい。
そこに時間取られてしまいさらに編集ってのがなかなかしんどかったので、go mixerを導入。
接続簡単だし、動画撮影時にそのままLINE録音できるのでPCに突っ込んだ時点で同期は取れててめっちゃ楽。
これはいいものですね。
という事で編集でグリッチ風動画にしてみました。タイトル出るとこはなんとなくAKIRAみがある。
編集はAViutlを使ってます。勉強必要だけどネット上に記事も多くて読み込みさえすれば大体なんとかなる。そして無料。スゲー!作者様と数多のtips作成者に感謝。
そして今回作った曲 RAMUNE。
以前にもいくつか作ってツイッターに上げてましたが今回がちゃんと一番曲の形にできた気がする。
メロディが思いついてそれを使って…という順番ではなく、タイトル先に決めてイメージ膨らまして作ってました。
最初のタイトルは coke だったのですが、作ってるうちにどーにもイメージに合わず、なんだか爽やかさが出てきたのでAメロ作った辺りでRAMUNEに変えました。
音色も初めは他の方の矩形波をVコマで揺らしてサイン波っぽくして金属音みたいなしてるのを参考にしてキンキン鳴らしてたのですが、メロの動きに対して音色がシャープすぎたのでこれもなんか合わないと思い、結局パルス波に修正。
サビくらいまでは結構サクサクできて、一番悩んだのはサビ終わり方。形にはなりましたが二番に進行するには終わり感が強すぎてイントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→アウトロの構成に。
もっと色々聞いて自分の中に引き出しを作らんとダメだね。
本当はもっとシンコペーションを入れてノリよくしていきたかったのですがほとんど小節頭からメロディが始まってしまう。
というのも自分の作り方がイントロから順に作っていくというものなので、イントロ4小節→次の4小節→Aメロ…という風にひとかたまりにパッケージしながら作っちゃってるので、次のかたまりに行く際にシンコペーションで食ったリズムを入れられていない。
これは例えばAメロからBメロまでを一つのかたまりとしてイメージしながらフレーズを作っていけば解決出来そうな気が。はっきり区切っちゃってるのでこんな構成になったんじゃないかと思われる。
これから毎回作る時には課題を一つつけて、それを意識しながら作っていけば自分のスキルが増えていくかなと。
なので次はシンコペーション盛り盛りの曲作ります。
そしてメロディの作り方がとにかくLSDjにスケールの音突っ込んで、いい感じのを膨らますって感じでやってるのですが、イメージしたのがだんだん消えてくので思いついたら即音出せるようにミニキーボードも買いました。
CASIOのSA-46。
my new gear… pic.twitter.com/ghrmYF2Abx
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) October 21, 2019
これもめっちゃ便利でいい…。
ドラムパッドやビートも入ってるのでサウンドスケッチがしやすい。音色も100くらい入っている。そしてなんとスクエアリードという音色はもろにゲームボーイ的な音がするのでイメージしやすい。
という感じで今回の感想でした。
LSDjでばっか遊んでたからelectribeも触らんとな。いつかはLSDjとelectribeを合わせた曲を作りたい!
そしてライブをしたい!
まだまだ曲数作らんとなぁ。
ツイッター見てると他のLSDj奏者の曲がかっこよくてかっこよくてメンタルが削られていく…。
しかしそれで塞いでもなんにもならんので、逆にそれをいつか超えてやるとモチベに変えて頑張ります。自分は自分なのだ。
でももっと色んな人に曲聴いてもらいたい…。ぬおお。
まずはそのためには研究してもっともっと作らねば。
go mixerもあるしelectribeの演奏とかも上げていこう。ワンフレーズ作って抜き差しで演奏する練習もしたいし。
カセットDJもmix練習しなければ。だいたいただ曲聴いてカッケーってなりがち。
やりたい事多すぎて時間が足りん!
僕から以上!
打ち込みとYouTubeにあげたやつ。
どーも僕です。
Hi-STANDARDのBrand new sunsetをLSDjで打ち込みました。
(なんか最初のシンバルの音変だな…)
耳コピではなくバンドスコア見てぽちぽち打ち込み、一日一時間ちょっとで五日ほどで終わりました。
スコアそのままなのでもちろんちゃんと曲にはなっていますが、色々思った事がありましたので記録しておこうと思いまする。
まずチャンネル数が足りない。LSDjは4chなので明らかに楽器の数が足りません。スコアにはボーカル、ギターが二本、ベース、ドラム、この曲にはさらにオルガンとアウトロにアコギが入り全部で7パートになっています。
だいたい常時メインの5パートが鳴っているのでこのまま打ち込む事は出来ず、適宜どこを削りどこを鳴らすのか選択する必要があります。
らしさを残すために最低でもボーカル、ギター一本、ベース、ドラムと4パート欲しいのですが、LSDjではドラムで2ch使うので(PU2でバスドラとタム、ノイズでハイハットとスネアとシンバル)残り2ch、ボーカルとギター一本にしました。
とりあえず形にはなるのですが、ベースがない分やっぱりどこか音が軽い感じがしてしまいます。特にサビあたりとか。ドラムがズタズタなっているところはそんなに気になりませんが8ビートのところがなんだか寂しい。先人たちによると他のチャンネルの休符のところに低音を詰め込みch数を補っているそうなので次はそこを意識してやってみようと思います。
LSDj歴約1年4ヶ月の蒲山がLSDjで必ずやる手法を貼っておきます#Chiptune #LSDj101 pic.twitter.com/zpGDvuFBJQ
— Kabayama (@KabayamaTune) May 23, 2019
kabayamaさんのこのツイートが具体的にそのテクニックを説明してくれているので次回の打ち込みはこれを取り入れてやってみます。
次、音色作りがむずい。人によってどのchに何の楽器を落とし込むのか色々工夫が現れるところなんですが、今回はPU1にボーカル、PU2にドラムの低音パート、WAVEにギター、ノイズでドラムの高音パートでやってました。
というのも今回はWAVEで音作りをしてみようがテーマだったので、この形になりました。YouTubeでLSDjのWAVEでギターを波形を打ち込んでる動画を参考に、自分なりに好きな音が出るように波形をいじくり回し、今回のギターの音を作っています。PUでギターの音色を作っている方もいるので次回はそれを。
個人的には2回目サビ前のギターアルペジオの音がすごい好きで、ここばかり鳴らして聞いていました。素のWAVEチャンネルでギターフレーズを鳴らしてもプーとかポーとかしかならないので、ギターの音をイメージし、アタックの強さと揺らぎ、サステインの弦の鳴りを意識して打ち込んでます。
LSDjのスキル的なところで、後半のギターソロ後の2小節の伸ばし部分はもっとギターらしくフィードバックのようなブレた鳴りを出したかったのですが、一定時間鳴らすと波形が落ち着いてしまい単音でプーと鳴るだけになってしまいました。加えて音量も下げていきたかったのですがEコマンドでだんだん小さくしたくてもWAVEでは100%→50%→25%→0%とガクッと音量が下がっていってしまうため、いっそ鳴らしっぱなしにしたれいとそのまま次のフレーズに突っ込んでいます。ここも要勉強。
全体の音量バランスもまだよくわからない。フレーズが進んで音色が変わるとさっきまでよく聞こえていた部分がぼやけてきたり、このchのここにもっと音量が欲しい!ってとこですでにMAXで他全体を下げて相対的なバランスをとったり、苦戦した部分でした。ミキシングの範疇になってくるのでここも要勉強。
困った部分はこの辺りで、次は良かった点。まだまだLSDj初心者なのでそもそも操作があやふや。コマンドの使い方も謎がありまくりです。始めた頃は耳コピでどんどんやってやるぜ!と意気込んでいましたが、そもそも操作がわからんのでこんな音入れたいというのがあってもじゃあどうやっていれるねん。とその方法がわかりません。かつ耳コピで音が合っているのかも謎。→全然進まん!できない!となりがちでそもそも始められませんでした。スコア打ち込みであればよく聞く好きな曲など音のイメージがあるものの正解が載っているので、音がわかり、音色作りに集中できます。その中でこの音を作りたい→じゃあ操作方法は、と調べていけるので止まりにくく、打ち込めた時はちゃんと鳴ってくれるので嬉しさもあり次に進みやすくなります。
LSDj初心者の方はいきなり耳コピするんじゃなくて、スコア打ち込みで操作にある程度慣れていく方が挫折しにくいかと思われます。
前半に書いたようにわからない事が出てきたら、次の打ち込みでそこを意識してやっていけば足りない部分も潰せていけますし。
やる事出来る事たくさんあるぜ。さぁ次だ次。
僕から以上!
作曲とやばい箱。
人生初作曲 なんで逆さまなんじゃい!03がサビのつもりなんだけどサビの盛り上げ方わからん!寝なきゃ! pic.twitter.com/6tJxMHIM07
— NEO SOFT (@neo_SSSoft) 2019年9月5日
初めて作ったのがこちらになります。
メロディ詰め込みまくりでガチャガチャなっていますね。
LSDj触り始めて一年以上経つのに作曲自体は初めてでした。
というのも、曲作るの自信ない→作曲の本読んでみよう→なるほどわからん→曲作るの自信ないの無限ループだったのですね。
そこからさらにハマり、じゃあ別の作曲の本、さらに別の本と読んでばかりで作り始めない典型的なできないパターンに陥っていました。
そのまま少し触ってはやめてしまうもんもんとした日が続き…来たら8/31、なんとyukkeromさんとRASTERさんが近くでライブを行うというではありませんか。
8/31青森QUARTER、
— yukkerom (@yukkerom) 2019年9月5日
#YABAI85
でのyukkeromのダイジェスト動画をRASTER氏が作成してくれました!
RASTER氏から送られてきて大爆笑してしまったのでみなさんも是非見てみて下さい!!https://t.co/lc4rsuzyrK
もうばかくそかっこいいのなんのったらありません。感動しきりでお二人と直接お話しできた時には半ベソかいていました。
そこでyukkeromさんから作曲についてのお話をいただきました。
「50%の出来でもいいから、とにかく作っていくのが大事だよ!」
自分はツイッターで見かける色んな方の半端ない作品を見る度に、すごいなぁ、でもこんな風にはできないから作れないなぁと、今思えば作らない言い訳をしていたように思います。
なのでまずへったくそでもいいので形にしてみようと思い、今回の曲とも呼べるかわからないものでもいいから完成させて上げようと決め、やってみた次第です。
こんな一曲でも作ってみたらいろいろ見えてくることがありました。
①本で読んだだけだった知識が体験で理解できるようになった。
なまじ本ばかり読んでいたので、知ってはいるけどなんやねんこれはってのが多かったのですが、実際に打ち込みをしていく中で、あの本のあの話はこういう事だったのか!と知識がバシバシ繋がっていく感じがありました。
アウトプットの大切さが身にしみた瞬間でした。
②基本を押さえるだけでとりあえずそれっぽくはなる。
自己満の範疇をでないのですが、Bメロ部分は特に気に入っており、なぜかすらすら作れた部分でした。本以外にもネット記事や動画等でも勉強していて、その中でとりあえず最低限ここだけ押さえとけば形になる的なものだけを使いピコピコ打ち込んでいました。
もちろん界隈の皆様の作品の足元にも及ばないものではありますが、作ってみてから自分が思っていたほど作ること自体のハードルは高くないと感じました。
自分の中で勝手に作曲のハードルを無限大に高くしすぎており、yukkeromさんの一言でぶっ壊してもらえました。ありがとうございます!
③勉強が捗るようになる。
完成させてからまた作曲の本など読むと、同じ本なのに①で書いたような本→実践の理解の逆が起こります。実践で感じた内容を本の内容とかぶせて考えられるようになり、より深く理解できるようになりました。
④無敵になれる。
自分でもできるじゃん!と完成の達成感から気持ちが無敵モードになります。0が1になるというのはすごいですね。
一曲目を作っていろいろ感じた事をまとめてみました。まだまだ問題というかやる事やれる事、見えてもいない課題が山のようにこれから尽きる事なく現れる事かと思いますが、ひとつでも形にできた事で山をひとつ超えられたように思います。
自分のように、「まずは勉強」「かっこよく作れるようになってから作る」というように、まずひとつめを作り始めるのが遅くなってしまうという方はたくさんいると思います。
自分でハードルを上げまくって苦しくなってしまうと身動きが取れなくなってしまうので、まずとにかくなんでもいいから形にしてみるのがとても大事だと感じました。偉そうですみません。でも今回の経験で実感しました。
クラブ系のイベントに一人で行くのはかなり勇気が必要だったのですが、お二人を見る事ができて本当によかった…!
まずはやってみて、ごちゃごちゃ考えるのはそれからにしよう!実践第一!